母豚数増加により生産規模を拡大し、一層競争力のある生産企業を目指します。

当社は2010年に母豚1,200頭規模の赤井川農場でスタートし、これまでに赤井川農場の母豚数を倍増するとともに、
母豚2,400頭規模の千歳農場を開設した結果、年間120,000頭の肉豚出荷を実現しました。平成30年、羽幌に母豚2,400頭規模の繁殖農場を建設し、更に令和元年、同規模のえりも農場を開業致しました。
これら農場が本格稼働することにより年間240,000頭の肉豚生産が可能となり、達成されれば当社は日本有数の大規模な養豚企業になります。

食の安全は徹底した衛生管理から

当社農場は徹底した衛生管理を行っています。農場に入る車両や資材はすべて消毒し、ヒトはすべてシャワールームでシャワーを浴びてから豚舎に入ります。
また子豚生産から肉豚肥育までの全ての工程でオールイン・オールアウト管理を実施し、更に繁殖農場と肥育農場を完全に分離することで病気の侵入や伝播をシャットアウトしています。
また、安心・安全な食品を消費者に届けるための国際規格であるISO22000を繁殖農場で取得しています。
糞尿処理においては、環境に配慮し、最新の浄化槽及び堆肥施設を各農場に設置しています。

ブランド豚への挑戦!品質の向上で多くの人々へ“美味しさ”をお届けします。

私たちは独自の配合飼料を開発した結果、甘みがあってあっさりした豚肉の生産に成功しました。
より多くの方々に美味しい豚肉を安定的にお届けするため、生産性・安全性、そして品質の向上により
一層取り組んでまいります。また、当社農場で生産された完熟堆肥を利用した耕畜連携によって、道産ブランド野菜の生産が始まりました。
青果卸「北海道グリーンパートナー」、「エスフーズ」、自社の3社が連携し、豚ふん堆肥を活用した「ゆめの大地」ブランドの野菜を豚肉とセットによる販売も目指しています。また、道内の約20社・農場が「ゆめの大地推進協議会」を設立し、ブランド戦略や堆肥による土づくりの効果を検証する認証制度の構築にも取り組んでいます。
北海道の大地からブランド豚とブランド野菜「ゆめの大地」を世界へ広げていきたいと考えています。

関連事務所-(株)日高食肉センターについて

我々のグループで運営している食肉加工工場です。
平成24年食肉施設整備計画が承認され平成26年建設着工、平成27年に設立致しました。
オランダの最新システムを採用し北海道初の皮付枝肉を製造する加工場です。
肉質劣化の少ないスチーム処理や毛焼きによる湯剥(ゆはぎ)処理で、枝肉付着細菌数が極めて少ない製造工程となっています。
また製造過程で可能なかぎり機械化を採用し、徹底した温度管理、衛生管理を実施しています。
更に当センターでは国際衛生規格FSSC22000を取得し、海外輸出を視野に入れた製品製造を行っています。